ネットビジネスで騙された体験談!詐欺コンサルに入ってしまいました…。

コウジ

こんにちは、副業しくじり先生のコウジです。

この記事では僕のネットビジネスでの詐欺体験をお話しします。

今でこそ詐欺師の見分け方だの詐欺師の使う表現だのを語っていますが、かつては詐欺師のカモでした。

そんな過去の自分に対する反省や自戒とともに、これからコンサルに申し込もうという方に詐欺コンサルの存在と実態を知っていただき、被害にあわれることのないよう記事を書きました。

詐欺コンサルに出会う経緯

僕がその詐欺コンサルを知ったのは、某有名せどり情報発信者のメルマガでした。

テレビ番組出演や本の出版もされている、大御所といってもいい方です。

「教え子の〇〇君が新しいビジネスを始めました」という触れ込みだったのでどんなものなのかと興味津々。

なんせ大御所的な方の教え子ということで、期待値がムダに上がっていました。

これがそもそもの間違いでしたね。


その最初のメルマガの内容が何だったかというと

1日メール1通送るだけで100万円!

という、今考えるとなぜこんなのに引っかかってしまったのか、と自分でも疑問に思えるものでした。

ビジネスモデルも不明だし、いかにも初心者に簡単だと思わせて騙そうとする臭いが感じられますよね。

それでも「何それ?面白そう」と思ってしまった当時の自分を殴りたい。

コウジ

メルマガアフィリエイト(メルマガで商品販売する手法)を使えばメール1通で100万円も可能ですが、それなら最初から言うでしょうし、一切言わなかった時点で怪しいと気付くべきでした。

通常ネットビジネスのコンサルというのは、プロダクトローンチという手法を使い、7日ほどかけてメルマガを送り興味を最大化してから販売します。

最初に送られてきたメルマガについていた動画を見てみると、誠実そうな、詐欺師とはいいがたい感じの人でした。

まあ、そりゃそうですよね。

詐欺師が見るからにうさんくさい容姿だったり、ヤ〇ザみたいだったら誰も近づきませんから。

その辺の判断がなぜできなかったのか不思議でなりません。

見た目で騙されてメルマガを読み続けようと思ったのが第二の間違いでした。


で、3日目だったか、動画を見てついにビジネスモデルが判明。

メーカーの卸販売で、メーカーにメールを1通送ることで自分のAmazonアカウントに納品してもらって利益を得るという仕組みでした。

コウジ

Amazonには大口出品と小口出品があり、大口を選ぶとユーザー権限付与といって、他人が代わりに出品を行えるようになります。

当時僕はせどりで行き詰っており、打開策を求めている最中でした。

そこで「メーカー卸だったら自分で商品選定しなくてラクになる」と楽観的な考えからさらに興味を持ってしまいます。

で、動画では体験者(サクラ?)が「人生が変わりました」「自由時間が増えて好きなことができています」なんて言っているんですよ。

何日も見ていくうえでもはや疑うことを忘れてしまっている状態だったので期待値はグングンと高まるばかり。


そして7日目。

コンサル募集があり、費用はおよそ30万円。

メーカーに送るメールのテンプレートなどの特典(他にもありましたが忘れました)がつくという内容。

「1日100いくらですよ。コンビニのおにぎり1個くらいでいいんですから」とか言って安いように印象操作しようとしていましたが、ここまできてはじめてちょっと悩みます。

で、一応情報商材のレビューブログを調べてみることに。

決して安くはないので、投資の費用に見合うのかという疑問が出たためです。


調べてみると、誠実そうな感じで言っていることも間違いではなさそう、みたいな微妙な意見ばかり。

当然ですよね。

その人にとってはじめてのコンサル募集だったので口コミがなく動画で判断するしかないんですから。


そんな薄弱な根拠のみだったのにコンサルに申し込むというアホをやらかしてしまいました。

24分割で月14000円ほどということもありましたので。


では、ここからどんな経緯で詐欺だと気付いたのかを解説していきます。



騙されたことに気付くまで

今まで詐欺コンサルに入ってしまったまでをお話ししましたが、入ってからはどうだったのか。


まずコンサル入会直後に会員サイトに案内されましたが最初の感想は「特典が見当たらないんですけど…。」でした。

そして、用意されているのは抽象的なマインド論ばかり。

コンテンツは1日ごとに追加されていって肝心のノウハウはマインド編をすべて修了してからだというのです。

小出しにすることで時間稼ぎをしようと考えていたのかもしれません。


語られているマインドも「行動が大事」だとか「他責思考ではなく自責思考」という七つの習慣を薄っぺらくなぞった内容でした。

業者の納品する都合上大口出品にしなければならなかったものの(当時小口出品で登録していました)その時は大口への切り替えが停止されていたので、ノウハウの実践すらできないというまさに八方ふさがり。

2ヶ月も何もできないままで、仕方ないので他の参加者はどうなのかな?と検索してみたところ、出るわ出るわ酷評の嵐。

・自分がメーカーにメールを送るのではなく、販売者がメーカーに発注するという内容だった
・コンサル生同士が同じ商品を出品していたため価格競争が起きてほとんど利益が出なかった
・売れない商品ばかりを仕入れさせられた

ここまできて退会を決意したものの、退会も返金も受け付けていません、とにべもなくはねつけられました。

返金と言っていないのになぜわざわざ返金という言葉を出したのか。

おそらく先手を打ったつもりだったんでしょう。


ですが結局特典も何も受け取れずじまいで表示内容と何もかもかけ離れた状態だったので、このまま黙っているわけにいきません。

情報商材の返金について調べ、返金を扱っている弁護士に無料相談することにしました。


結論を言うと、この詐欺業者からは返金を勝ち取ることができました。

どのような経緯で返金まで至ったのか。

それを以下の記事で明かしていきますので、興味がありましたらご覧ください。

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コウジ
ブラック企業を退職後、就職情報を収集している際にネットビジネスに出会い最初に取り組んだトレンドアフィリエイトで14万稼ぐ。その後迷走し情報 商材やコンサルに合わせて200万浪費。現在は失敗した経験をもとに「副業しくじり先生」を名乗り、同じ失敗や遠回りをしないようブログを中心に情報発信を行う。