せどりの定番といえばブックオフ。
店舗数、品ぞろえともに群を抜いていてたしかに稼げそうですが、ブックオフせどりははっきりいって儲からないですよ。
せどらー連中もうざいしもう一度やれと言われても二度とやる気はしません。
この記事を読めばなぜブックオフせどりが儲からないかご理解いただけることでしょう。
せどりを始めたい方、「ブックオフせどりってどうなの?」と思われている方に読んでいただければ幸いです。
目次
ブックオフせどりが儲からない理由
たしかにブックオフは110円から仕入れができますし、情報発信者もこぞってブックオフせどりをすすめているので稼げそうに見えます。
自分でもやってみましたがブックオフせどりは儲からないというのが正直な感想。
それはなぜか?
その理由を5つ解説していきます。
①そもそも本せどりが儲からない
ブックオフせどりの主力といえば本ですが、本せどりは利益率が低い(1割くらい)うえに労力がかかりコスパ最悪です。
数も多いのでリサーチも大変ですし出品までの手間もかかります。
どんな手間がかかるかというと
・値札はがし
・セット本の場合ラッピングを開封して再度ラッピングしないといけない
・シミや水濡れのある本は買いなおさないといけない(セット本の場合)
ブックオフの値札は大きいものと小槌と呼ばれる小さいものがありますが、この小槌がはがれにくく、ところてんといって何枚も貼られていることもザラ。
苦労して値札をはがしてラッピングをほどこし商品写真を撮影、と出品までにこれだけの労力がかかります。
そして本せどらーはほとんどがFBA納品(Amazonのサービスで、お客さんに直接送るのではなくAmazonの倉庫に納品することでAmazonに配送を代行してもらう)です。
このFBAがくせもので、1梱包あたり15kgまでと決められているため大量輸送をしにくい。
となれば当然箱数が増えてFBA納品の送料もかさみ売れ残れば手数料もかかる。
それでいて利益率が1割程度では何のためにやっているのかすらわからないでしょう。
他にも電子書籍の普及や本離れ、活字離れと本せどりが儲からない原因はいくらでもあげられますので、やめるに越したことはないです。
②ライバルが多すぎる
ブックオフせどらーは非常に多く、平日休日問わず見かけます。
店内でスマホをいじっている人がせどりアプリを見ていたり、ビームというバーコードスキャナーを商品にかざしているのが日常の一風景のようになっているありさま。
僕もスーパーセールのときに仕入れに行ったことがありますが、本棚はスカスカですれ違うのも一苦労、レジは15人以上並んでいるという地獄絵図でした。
あれは2019年のことでしたが、コロナショックからの副業ブームもあって情報発信者が煽りに煽り、さらにブックオフに新人せどらーが投下されていくのは想像に難くない。
こんな中に飛び込んでも労多くして益少なしという最悪の事態を招くことは明らか。
…そもそも益があるかどうか。
③商品ジャンルが多い
ブックオフは本だけでなくCDやDVD、家電におもちゃにゲーム…、とにかくジャンルが豊富。
そして店舗ごとに利益の出やすいジャンルが異なっています。
ジャンルごとにノウハウは変わってくるので、商品知識が乏しく一つのジャンルに特化せざるをえない初心者せどらーにはきつい。
商品数も多いのでリサーチのあたりをつけるのも苦労します。
④せどらーはうざい!と思われ始めている
あなたがブックオフを訪れた客だとして考えてみてください。
せどらーって気持ち悪くないですか?(そもそも”せどらー”という言い方が気持ち悪い)
商品棚にはりついてスマホをポチポチ、それも人目をはばからず。
はっきり言って邪魔ですし、ベタベタ触るわいつまでもどかないわで結局買わないのであれば店舗側にとってもいい迷惑。
僕がスーパーセールに行ったときには店員しか開けられない下の商品棚を平気で開けたり一般客の見ている横から本をさらっていったりとやりたい放題でした。
そうした状況もあってかビーム(バーコードリーダー)禁止の店舗も増えています。
コロナ以降は立ち読み禁止や滞在時間制限をもうける店舗も出てきてせどらーへの風当たりは強くなる一方。
それでもあなたはビームしますか?
⑤Amazonとの価格差がなくなってきている
ブックオフせどりはほとんどがAmazon販売です。
メルカリで重い本を一件一件送るのはめんどくさいですからね。
でも最近ではブックオフとAmazonとの間に価格差がなくなっています。
僕もブックオフせどりをしていましたが利益がとれるものは薄利か売れ行きが悪い。
売れ行きがいいものはAmazon価格に合わせているかAmazonより少し安い程度しかありませんでした。
ブックオフせどりを教えている人間は現状を見てどう思っているのか聞いてみたい。
特にい〇う社長。
まとめ
ブックオフせどりが儲からない原因は
・本せどり自体が儲からない
・ライバルが多すぎる
・商品ジャンルが多すぎる
・せどらーへの締め付けが強くなっている
・Amazonとの価格差がなくなってきている
の5つ。
ブックオフせどりがおすすめというのはあくまでコンサルに誘い込むためのポジショントークでしかないので注意しましょう。
コロナショックもあって副業を始めようという人が増えている今、奴らは新しいカモを探すために目を光らせています。
僕もポジショントークを真に受けてしまった結果、稼げず迷走し結局200万円を失ってしまいました。
僕のようなバカな失敗をしないためにも、雑多な情報に惑わされないようにしましょう。
情報を疑わずに信じてしまう人を情報弱者、または情弱といいます。
情弱になってもいいことはまったくないので、情弱の特徴やそうならない方法を知っておかなければなりません。
下の記事で情弱についてまとめましたのであわせてご覧ください。
こんにちは、副業しくじり先生のコウジです。