僕はしょうもない詐欺商材や詐欺寄りのコンサルに申し込んでしまい、結果200万円を失うという大失態を犯しました。
それもこれも僕が情報弱者、いわゆる情弱だったことが原因です。
このように情弱はあっさりカモにされてしまいます。
でも情報弱者ってどんな人なんだろう?
そんなあなたの疑問にお答えして、情報弱者の特徴を自らの経験からお伝えするとともに、情報弱者を脱するために何が必要かをお話しします。
カモにならないよう注意しましょう!
目次
情弱の特徴とは?
情弱の定義は様々ですが、情報があってもうまく活用できない人や無批判に情報を受け入れてしまう人が該当します。
そんな情弱たちは一体どんな共通点があるのか解説していきます。
①弱者
情報弱者はすでに何らかの形で弱者であることが多いです。
デブとか低収入とか彼女いない歴=年齢とか。
この手の人は追い込まれており、何とかして現状を打破したいと必死になります。
その状況でうまい話が舞い込んでくると情報を精査する心の余裕がなくなり「これなら現状を変えられる!」と無批判に飛びつきやすくなるのです。
②疑わない
日本人はマスコミの情報を信じている人の割合が7割を超え世界でダントツだそうです。
そして厄介なことに日本人はよくニュース番組を見るため疑わない姿勢は代々受け継がれていきます。
そのような土壌があるからか提供される情報を疑わず信じてしまうのが情報弱者。
そして詐欺だと気づいたときには時すでに遅し、となります。
③調べない
コンサルをやっている人間の情報はよほど歴の浅い人でなければ調べれば出てきます。
ですが情弱はそれをしません。
ネットが絶対とはいえませんが、ググればある程度答えが見えることはいくらでもあります。
Googleで「〇〇 詐欺」や「〇〇 評判」と調べるだけでカモられずに済むのにね。
④偏った情報ばかり見る
情報弱者はたとえ調べたとしても自分にとって都合のいい情報ばかりを見る傾向があります。
「〇〇は詐欺!なんて書かれてるけどどうせ同業者の嫉妬だろ」くらいに思えてくるのだからあら不思議。
それもこれも弱者ゆえに追い込まれているので「稼げた!」「痩せた!」などの成功談を渇望しているから。
自分もそれにあやかりたい!という願望の現れです。
⑤自分は大丈夫だと思っている
自分は情弱ではないと思っている人ほど気をつけないといけません。
なぜなら自分を過信して何も調べなくなるから。
何も情報を得なかった結果詐欺に引っかかってしまうこともじゅうぶんにあり得ます。
情弱でない自信がある人ほどかえって情報に踊らされるなんてことになりかねません。
⑥ラクして成果を得たい
楽して稼げたらいうことはありませんが、そうはいかないのが世の常。
仮にうまい話があっても普通だったら「なんだか怪しいな」と思います。
ですが情報弱者は思考停止状態になっているのか「そんなに簡単に稼げるの!」と無批判に飛びついてしまうのです。
そういう意味では情弱=欲望に忠実、ともいえます。
だけどさ、荷物を受け取るだけで〇万円!なんて情報弱者とか関係なく怪しいと思うだろ!
飲む「だけ」で痩せるわけねえだろ!
ツールを起動して1クリックするだけで100万なんておかしいだろ!
ブサイクでもこれを身につけるだけでモテる?笑わせんな!
一度立ち止まってよく考えようぜ。
情弱ビジネスとは?
これら情報弱者の特徴を踏まえたうえで仕掛けられるのが情弱ビジネス。
情報商材や投資詐欺、今流行り(?)の闇バイトに効果のない栄養剤やサプリメントが該当します。
その代表的な手口は以下の3つ。
①簡単さをアピール
ラクして成果を得たい人に刺さるのがこのメッセージ。
これを飲めば痩せる!とか荷物を受け取るだけで5万円!とか1クリックで10万円!とか。
最近ではFXの自動売買ツールなんてのもありますがどこまでアテになるのやら。
②新規性アピール
既存のやり方を言い回しを変えてさも目新しい手法であるかのように見せます。
新しい手法=先行者利益で儲かる!というロジックです。
情弱は疑うことをしないので本当に目新しいかどうかなんて問題にしません。
僕も「キャッシュバック転売」なる新しそうな雰囲気を出した手法があったのでよ~く話を聞いたらただのポイントせどりだった、ということがありました。
③クローズドな環境
情報商材のレビューブログにありがちですが「本当に稼げる副業はこちら!」とかいってLINEとかメルマガやセミナー(オンライン含む)に誘導します。
こうしてクローズドな環境にして売り込みを仕掛けるのです。
ネットビジネスで多く用いられるやり方ですね。
クローズドな環境なら外からの情報を遮断できますし、セミナーならサクラを仕込んだりして元々ない思考力や判断力をさらに削れます。
どうすれば情弱を脱却できる?
情報弱者を抜け出したければ情弱の逆をすればいいのです。
具体的には5つ。
①うまい話は疑え
ラクして稼ぎたい(痩せたい、モテたい)のは誰しもが思うところです。
でもね、世の中そんな簡単じゃありませんよ。
ローマは一日にして成らず。
それを肝に銘じましょう。
②欲張らない
二兎を追う者は一兎をも得ずということわざがありますが、欲張るとロクなことになりません。
欲望を利用した詐欺商材の餌食になるのがオチです。
③ググる
ネットビジネスの詐欺業者に関しては調べれば出てくることが多いです。
とにかくまずググる習慣を身につけましょう。
④大量の情報に触れて選球眼を身につける
いろんな情報を頭をフラットな状態にして集めます。
そしてそれに対する賛否両論それぞれを見て吟味していきながら自分なりのスタンスを確立していきましょう。
その繰り返しで情報選別能力は鍛えられていきます。
⑤自分は大丈夫だと思わない
情弱ビジネスはあの手この手で迫ってくるので情報を常に入れておかないとたやすく引っかかってしまいます。
俺は絶対大丈夫!と思うのではなく謙虚な気持ちをもって様々な方向へアンテナを張りましょう。
まとめ
これまで情報弱者についてお話してきました。
情報弱者でいると搾取の対象にしかならないので自分がそうだと思ったら早急に脱却する努力をしましょう。
お金を搾り取られてからでは遅いのです。
もしすでにダメ商材やコンサルをつかまされてしまっている場合、条件によっては返金してもらえる可能性があるため早急に相談しましょう。
その際に必要なことを下の記事にまとめましたので、あわせてご覧ください。
こんにちは、副業しくじり先生のコウジです。