せどりは商品を安く仕入れて高く売るというシンプルなビジネスモデルで人気ですが、その反面めんどくさい作業も多いです。
知らずに始めると幻滅してやめてしまうことにもなりかねないので、この記事でせどりの実態(?)を知っていただきミスマッチがなくなればと思います。
僕もせどり経験者ですからせどりの具体的な作業やどんな人に向いているかは一通り把握しています。
せどりをやりたい方にとって参考になれば幸いです。
※当記事はプロモーションが含まれています
目次
せどりの何がめんどくさいの?
せどりに必要な作業は
リサーチ
↓
仕入れ
↓
出品
↓
(中古品の場合は検品、撮影)
↓
梱包、発送
です。
面倒だと感じるのはぶっちゃけ全部(笑)。
…では話が進まないので、具体的に何が面倒かを順を追って解説していきます。
①リサーチの何が面倒か
せどりのリサーチは全頭(店内の商品を片っ端からリサーチすること)か値引き商品を手あたり次第リサーチするのが一般的です。
そうでない人もいますがまだ少数派。
「泥臭く全頭」と言って店の商品を全部調べろ!という人と、「ジャンルを絞りましょう」と言う人がいますが、後者も結局は「特定のジャンルの商品を全頭」なので基本は全頭です。
それで商品が見つかるなら全頭してもいいですが、何時間もかけて店内の商品を調べて何も見つからないor片手で数えるほどしかないときの絶望感は言葉で言い表せないものがあります。
セラーリサーチといって、売れてる商品を扱っている人を見つけてその人の売ってるものをマネして仕入れるというやり方もあります。
その「売れてる商品を扱っている人」を見つけるためにはまず全頭して売れ筋商品を一つ見つけねばならないので結局は全頭。
おまけにリサーチは有料のツールを使う必要があるのもキツい。(だいたい月額2000円)。
かつてはモノレートという無料でAmazonでの商品の売れ行きや価格推移を見られるサイトがありましたが、2020年6月に閉鎖しました。
ちなみにAmazonで販売する場合出品できないカテゴリやメーカーがあったり(解除可能)、真贋調査という商品が本物かどうか証明する抜き打ち検査的なものもあるので神経を使います。(セラースケットという有料ツールを使えば真贋調査対象か判断できます)
・売れる商品をまずひとつ見つけること
②出品、発送段階の面倒な作業って?
利益商品を見つけたら仕入れて出品、梱包から発送という流れになりますが、メルカリ、ヤフオク、Amazonとそれぞれ手順が異なります。
まずヤフオクは、商品のカテゴリを選択して商品名、写真、説明文と価格、配送方法、出品の終了時間、オークション形式か定額(価格が決まっている)かを選択してあとは売れれば発送。
メルカリは商品名、写真、説明文、コンディションと価格を設定して売れれば発送。
たのメル便などを使えば発送を業者に任せることも可能。
Amazonは商品登録は楽ですが、他2つと異なるのはFBAと自己発送という2つの出品方法があること。
自己発送とは商品が売れたら自分で発送することで、FBAはお客さんではなくAmazonの倉庫に納品して売れたらAmazonがかわりに発送を行ってくれるというシステム。
FBA納品は商品登録の後、納品プランの作成という「Amazonさん、〇〇を〇〇の倉庫に〇個納品するので受け取りよろしく」と知らせる手続きが必要。
一度にまとめて送ろうとすると数が膨大で大変ですし、かといってその都度納品プランを作成すると面倒で送料もかさむ。
いちいち自分で発送する手間が省けるので非常にありがたいシステムですが、その分面倒な作業もあります。
それと自己発送、FBAに共通するのがラベルの作成。
Amazonで商品を買われた方ならわかると思いますが、バーコードのシールが貼られていますよね。
あれはAmazonが管理するためのもので、商品のバーコードを隠すように貼る義務があります。
Amazonにお任せすることもできますが、見えるところにバーコードがない商品だとややこしいことになるので自分で用意することをすすめます。
貼り間違いの恐れもあるので扱いは慎重に。
どのプラットフォームで出品する場合にも言えることですが、中古品だと検品作業やクリーニング、再梱包が必要なのも面倒さに拍車をかけています。
本なら破れや折れをチェック、DVDならディスクの割れやケースの損傷、といった具合に点検した上で、値札をはがしたり表面をふいたり。
誰だって商品がむき出しになっているといい気がしないのでシュリンク包装を施す。
そして商品を撮影する。(Amazonで新品を出品する場合写真は不要)
これらをクリアしてようやく出品できますが、FBAを使う場合は納品する前にコンディションや写真の最終点検を忘れないようにしましょう。
かつて僕は納品した後に写真の撮り忘れに気付き、商品の写真なしで出品したことがありましたが、売れるまでに相当時間がかかりました…。
※ちなみに自己発送は、トレンド品のような回転が速いけど値下がりも早い商品を発送するのに適しているのであえてFBAを使わないメリットもあります。
・中古品の検品作業、撮影
・一人一人に発送しなければならない
・FBAの場合は納品プランの作成
どんな人に向いているのか?
これまで、せどりに必要な作業を確認しました。
せどりは決して楽に稼げるものではないとわかったと思います。
では一体せどりはどんな人に向いているのでしょうか?
それは以下の条件に当てはまる人だと考えます。
①節約志向の人
チラシを見比べてどこで買うのが安いか判断する、とかクーポンや割引の情報をつかむとか。
節約志向の人は1円でも安く買うために非常に広くアンテナを張っています。
なので1円でも安く仕入れるというせどりには非常に相性がいいです。
②車の運転が好きな人
店舗で仕入れを行う場合電車で回れなくもないですが、駅から遠い店舗もありますし輸送量が段違いなので、自動車が便利です。
ドライブ感覚でせどりができるので趣味と実益を兼ねることができますよ。
③ポイントをためている人
楽天やYahoo!ショッピングなどのネットショップで仕入れる方法を電脳せどりといい、ポイントをためている人との親和性が高いです。
楽天市場のSPUをMAXの16倍にして電脳せどりを行う「ポイントせどり」というノウハウがあるくらいなので。
楽天以外にはYahoo!ショッピングで仕入れればTポイントをためられますし、クレジットカードで買えばカードのポイントもたまる。
仮にトントンだったとしてもポイントがもらえることで得になるため心理的なハードルも低くなります。
なのでポイントをためている人にはせどりがおすすめです。
④コツコツとした作業が好きな人、得意な人
さんざん語ってきましたが、せどりは面倒な作業が多いです。
おまけに始めた当初は稼げないし。
なので一見地味で面倒なことでも一生懸命継続できる人は諦めずに続けられるでしょう。
⑤世の中の流行や情報に敏感な人
せどりはトレンド要素も大いに関係があります。
例えばドラマやアニメの続編が放送されると前作のDVDが売れたり漫画作品が映画化やアニメ化されれば原作のコミック本が売れたり。
こういった情報を早くつかんで出品すれば需要>供給となって高く売ることができ、「濡れ手で粟」状態を体験できます。
まとめ
せどりに向いているのは
節約志向の人
車の運転が好きな人
ポイントをためている人
コツコツとした作業が好きな人、得意な人
世の中の流行や情報に敏感な人
です。
せどりは面倒な作業が多く肉体労働的な側面が強い上に少しでも手を止めると収入はゼロになってしまいます。
なので月収10万円程度をコンスタントに稼げるようになったら情報発信に移行するなどして効率よく稼ぐ方向にシフトするのが吉。
とはいえせどりは元手が多く必要なのであまりすすめていません。
最低でも10万円は必要かな。
それを踏まえたうえで僕は元手も少なくマイペースででき、一度記事を書けばその記事がずっと集客してくれるアフィリエイトブログが副業の中では最適だと考えています。
アフィリエイトブログは基本的には自分の得意な分野について書き自分の本当におすすめできる商品を紹介するので続けやすいのも利点。
もしアフィリエイトブログに少しでも興味があるのなら、僕も参考にしているずーみーさんという方の「ブログ起業の教科書」というブログを読んでみてはいかがでしょうか。。
ずーみーさんは高単価ブログといって、高単価なアフィリエイト商品をコンスタントに成約させる手法を得意としておりブログノウハウにおいては他の追随を許しません。
特に「月10万円稼ぐブログを作る方法」は稼ぐための手順が丁寧に説明されていてとても勉強になり、今でも読んで参考にしています。
ぜひブックマークして繰り返し読んでみることをおすすめします。
ブログ記事はこちら。
こんにちは、副業しくじり先生のコウジです。