ノウハウコレクターを脱出する必要はない?!その理由とは?

コウジ

こんにちは、副業しくじり先生のコウジです。

ネットビジネスにおいて、簡単に言うと知識だけは豊富だが稼げていない人、という否定的な意味合いで使われる「ノウハウコレクター」という言葉。

とはいえ僕は安易なコウハウコレクター批判には賛同しませんし、むしろ無理して脱出する必要はないと思います。

その理由をノウハウコレクターの特徴を解説しつつお話ししていきます。

自分がノウハウコレクターかも?という自覚のある方にはぜひご一読いただきたいです。

ノウハウコレクターの特徴とは?

ビジネス心理学のページから引用するとノウハウコレクターの定義は以下の通り。

ノウハウコレクターとは、ネットビジネスで使われる用語で、情報商材や書籍を通して多くの知識を持っているものの、思うような収益があがっていない状況を指します。情報を得ることで満足してしまい、実際に行動しないことが原因で、ノウハウコレクターになってしまうケースが多いようです。

この定義を見てもわかるように知識を得ても実践しないのが一般的に言われるノウハウコレクターで、僕は「悪いノウハウコレクター」と呼んでいます。

その他に考えられる「悪いノウハウコレクター」の特徴は以下の2つ。


①隣の芝生は青く見える

例えばせどりを実践しているけどうまく利益があがらない場合。

なぜ利益が出ないかを考えて改善するのではなく

「せどりやっててもちっとも稼げないからアフィリエイトやろう」とか「本せどり全然稼げないから〇〇さんが言ってたDVDやろう」と、稼げている他人のノウハウをうらやましがる。

こういう人は次から次へと目移りしてしまうためノウハウコレクターとなりやすいので要注意。

僕もその口だったので結果を焦るあまり目移りしてしまう気持ちはわかります。

ですが今実践しているノウハウもすでに誰かがやって稼いでいる手法なわけですから、愚直にやっていくしか道はありません。


②ラクして稼ぎたい

簡単に稼げるというセールストークをうのみにする人にありがちです。

簡単に稼げると信じて始めたもののなかなか結果が出ずにあきらめ、また新しいノウハウへと移っていく。

これを繰り返した結果立派なノウハウコレクターが完成します。

以前参加したせどりセミナーで講師が「絶対利益が出るお宝商品の情報ほしい人!」と聞いて手を挙げさせ、まんまと挙手した人に「あなたはノウハウコレクター確定!」といっていました。

まさにその通りで、本当にラクに稼げるのなら世の中億万長者だらけになっています。

コウジ

ちなみに僕は真っ先に手を挙げました(苦笑)。

他にも無料情報を集めたがる人を悪いノウハウコレクター扱いする人もいますが、お金を遣いさえすえばいい情報に出会えるというほど単純な話でもないので僕は賛同しません。


ここまで挙げたのが悪いノウハウコレクターですが、悪いノウハウコレクターでなければ無理して脱するべきだとは思いません

その理由を次の項で説明していきます。


ノウハウコレクターを脱出しなくていいと思う理由

僕も前の項で説明した「悪いノウハウコレクター」は否定しますが、かといってノウハウコレクション自体を悪いことだとは思いません。

なぜそう思うのか、理由は大きくわけて3つ。


①結局はコンサルに誘導したい

「無料の情報ばかり集める人はノウハウコレクターになりやすい」とか「知識に投資しましょう」というロジックでノウハウコレクターを否定する人が少なからずいます。

確かに知識に投資するのは正解ですが、それはあくまで「正しい知識」の場合。

もし「ダイエットのノウハウを教えます!」という人の商材を買って、内容が「脂肪吸引をしましょう」とか「まず胃切除術を受けましょう」ならふざけるな!と思いますよね。

特にネットビジネスは9割方詐欺で最初に正しい知識を得られる確率は限りなく低いです。

真に価値があると思えるものだけに投資するためにはまずいろいろなノウハウを知って精査するのが大事になってきますので、頭からノウハウコレクターを否定するのはどうかと。

無料情報もとかく悪くいわれがちですが、まれに有料級のものが埋まっているのでまず無料情報を漁るというのも悪くはないでしょう。

ネットが発達した今となってはまったく目新しいノウハウなんてそう簡単には出ませんから。

結局これらのロジックを使う人間は「僕のコンサルでお金を払って学びなさい」といいたいだけなんですよ。

まだ始めたばかりで右も左もわからない人に大金を遣わせるようなマネは控えてほしいものですが、なかなかなくならないんですよね。


②自分に合ったビジネスに早く出会える

悪いノウハウコレクターとはノウハウを学んでもやらないか、簡単に稼げると妄信しているために稼げないとすぐにやめてしまう人のことです。

ですがちゃんと実践した上で合わなかったからやめて次を探すというのは問題ないと思っています。

自分に合わないのに無理して嫌々やったところで成果は出ませんし何より自分自身がしんどいですから。

なら自分が本当に熱中できて打ち込めるものに出会える可能性を高めるように動くべきではないでしょうか。


③知識をアップデートできる

「俺はこのノウハウで稼いでいるから他のノウハウは見ない」というのは一見いいことかもしれませんが、他のノウハウを認めない偏屈さにつながるかもしれません。

それよりは、あえて他のノウハウを知ることでいいところは取り入れて情報をアップデートしていく方が有意義だと思いませんか。

それに、様々な情報を得ておくことで情報発信やコンサルをする際に広い視野をもって発信やアドバイスができるようになるので後に有利になります。


まとめ

ノウハウコレクターが批判されるのは

①知識だけ仕入れて行動しない
②稼げている人やノウハウを羨ましがって信念なく目移りする
③ラクして稼ぎたいがためにすぐ諦めて次を探す

これらの「悪いノウハウコレクター」が悪目立ちしているから。

ですが悪いノウハウコレクターでないのならノウハウコレクションも案外バカにならないと思っています。


ではどうすれば悪いノウハウコレクターにならないかというと、まずは実践すること

やってみないことには何もわかりませんから。

そしてノウハウコレクションは今やっているビジネスがどうしても自分には合わない、無理だと思った時だけにしましょう。


今まで長々と話してきましたが、下手に悩んで停滞するくらいならノウハウコレクターでも別にいいんじゃないか、というのが僕の意見です。

ですのでまず動いてください、お願いします!

6件のコメント

なるほど納得です。
ノウハウを知ることは必要ですね。
いろいろためになる記事を読ませていただきました。
また訪問しますね!

コメントありがとうございます。
少しでもためになったのであればこちらとしてもうれしいです。

ノウハウコレクターという言葉があることを初めて知りました。 なるほど情報スーピードが早いネットビジネスの世界で専門特化する人の存在も必要だと思いました。

初めまして。ランキングから来ました。確かにそうですね。ノウハウをたくさん持っていても行動をしないと何も生み出せませんね。これからも有益な情報のアップデートをよろしくお願いします。

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コウジ
コウジ
ブラック企業を退職後、就職情報を収集している際にネットビジネスに出会い最初に取り組んだトレンドアフィリエイトで14万稼ぐ。その後迷走し情報 商材やコンサルに合わせて200万浪費。現在は失敗した経験をもとに「副業しくじり先生」を名乗り、同じ失敗や遠回りをしないようブログを中心に情報発信を行う。