こんにちは、副業しくじり先生のコウジです。
「給料が安い」、そう感じる人は多いようです。
もしあなたがその一員だったとして、どう対策しますか。
転職や起業などさまざまな選択肢がありますが、僕は圧倒的に副業を推します。
なぜ副業が優れているのか、その他の選択肢と比較しながら解説していきますので、もし何か具体的にアクションを起こそうと思っている方にぜひ参考にしていただきたいと思います。
目次
給料が安いのはなぜ?
給料が安い、薄給というのに明確な定義はありませんが、一般的に年収300万円未満といわれます。
それが妥当かは置いておくとして、薄給の理由は主に3つ。
①業界自体が安い
あなたが属している業界そのものが薄給だとおのずと薄給となってしまいます。
よく言われるのは飲食、アパレル、保育、介護。
特殊なスキルが必要ない=誰でもできる、という認識があるためか給料が安い上に、それゆえに人手不足であり肉体労働メインなのもつらいところ。
②労働時間が長すぎ!
手取り額だとまあまあもらえてるように見えても時給に換算すると「?」と思うパターン。
労働時間の長さやサービス残業の多さ、月間労働時間が〇〇時間を超えないと残業代が発生しないなどブラック企業にありがちです。
僕は月220時間働いたのに給料が23万円で愕然としたことがありますが、悲しくなるので時給換算はしません。
最近では派遣社員でも時給1400円以上、交通費全額支給なんてのが当たり前にありますので、これを下回るようだと厳しいかも。
③若い会社
創業間もないベンチャーだと、まだ安定していないため薄給、長い労働時間、福利厚生なしなんてのがザラにあります。
創業間もなければ幹部候補になりやすいのが利点ですが、やりがいや出世よりも安定を求める人にとっては苦痛でしかないので、嫌なら会社のホームページをよく見て避けましょう。
その他にあげられるのはボーナスがないとか事業拡大していない、などです。
このように薄給には様々な理由があり、抜け出すにはいくつか方法がありますが僕は副業をすればいいんじゃないかな、と思います。
なぜ他の方法をすすめないのか。
それを説明していきます。
給料が安いと思っても転職は慎重に
給料が安い…、と感じた場合にとれる対抗策は5つ。
①転職、②起業、独立、③とにかく節約!、④仕事を頑張る、⑤副業。
それぞれ一長一短がありますが、僕がオススメするのは圧倒的に⑤副業です。
ではなぜ副業をすすめるのかを、他の4つの手段と比較して説明していきます。
①転職との比較
転職すれば解決!と言いたいところですが、そうはうまくいきません。
別業界に転職するのであれば実務経験がなかったりそれに伴う資格を取る必要があったりと同じ業界に転職するよりハードルが高いです。
ブランク期間も長くなりやすいのでその間の精神面、金銭面での健康を保つのが難しくなります。
人事をされていた方が話していましたが、「別業界への転職は28歳くらいが限度」だそうで、あまりオススメできません。
ちなみに同じ業界への転職は35歳が限度なんだとか。
転職全般で気を付けなければいけないのは、活動期間が長引いてしまうことや、焦って希望しない仕事についてしまうこと。
また仮に転職できたとしても求人票に嘘が書かれているかもしれませんし、給料が上がるということはそれだけハードワークをこなさなければならなくなる可能性もあるので転職にはなお一層慎重になるべきです。
②起業との比較
「こんな会社辞めて自分で道を切り開いてやる!」
そういう気概を持つのは素晴らしいことだと思いますが、実行に移すのはやめた方がいいです。
実業家の与沢翼によると、与沢と共にビジネスコンテストに参加した大学生117名のうち、10年経って起業して生き残ったのはわずか数名であとは起業を諦め就職したそうです。
所詮その程度の成功率でしかないので、いきなり会社の後ろ盾を失ってまでやるにはあまりにリスクが大きいことだと心得ましょう。
実業だとオフィスの賃貸費用や撤退費用など多くの費用がかさむため、利益が出るようになるまではストレスとの闘いなのは目に見えています。
なら元手がほとんどなく撤退費用もいらないネットビジネスならどうか。
「まだ会社で消耗してるの?」という妄言をほざき、会社を辞めてネットビジネスやろう!的な話をするネット起業家がいますが、1年はニートでも全然OK!くらいの人でないと無理。
仮に奴らの妄言を信じて辞めたとしても、もしうまくいかなかった場合言った張本人があなたの人生の面倒を見るわけではなく、話を聞くだけムダ。
インフルエンサーだかなんだか知りませんが、とかく「会社を辞めて独立!」のような極論を言いたがる奴がネットには多くいますので、騙されてはいけません。
もし起業したければ最初副業で初めて徐々に大きくして起業しましょう。
いきなり会社を辞めるのはリスクでしかないと心得てください。
③節約との比較
入るお金が少ないなら出るお金を減らそう!という考え方です。
確かに節約をすれば支出が減るため手元にお金は残りますが、過ぎたるは猶及ばざるが如しという通り、限度があります。
突然ですが、ラテマネーという言葉をご存じでしょうか。
行きつけのカフェで買うコーヒーのお金、転じて何気なく使っている余分な支出のことです。
FPでも「ラテマネーを削れば月9000円(一杯300円×30日)節約できます!」と紋切り型のアドバイスをする人がいますが、普段のちょっとした楽しみまで我慢するとストレスがたまり、精神的によろしくありません。
あなたが悟りでも開くならともかく、やせ我慢をし続けてお金をためてもしんどいだけで人生は楽しくないものです。
また本を買うお金も(なんの学びも得られないような本はともかく)有益な投資なので削らないようにしましょう。
お金だけはあるバカになっても搾取対象になるだけなので。
なので節約するのはスマホゲームの課金だとか余計な保険、使わない月額サービスなどの固定費や生活費に限定した方がいいです。
まあ節約しても給料が変わらないなら頭打ちですし、削るにしても限度があるので、あまり節約ばかり考えるよりは副業して稼ぎを増やした方がいいと思います。
④仕事を頑張る!との比較
資格を取る、出世できるようにとにかく毎日全力で頑張る、営業マンだったら1件でも多く契約をとってインセンティブをもらう 。
頑張ってください。
僕から言えるのはそれくらいしかありません。
ただ、出世するにしても社内の力関係や年功序列など自分の努力だけではどうにもならないこともあるため、それだったら副業で稼いだ方が手っ取り早いのにな、とは思います。
なぜ副業がいいか
これまでの内容を踏まえたうえで僕が副業をオススメしたい理由は以下の2点。
①ローリスク
副業のいいところは会社に所属しながらできるので収入が確保されているところです。
実店舗の経営でなければ低資金で始められて撤退費用もかからない。
自己アフィリエイトやメルカリでの不用品販売など元手なくスタートできるものもあります。
仮に失敗しても給料という後ろ盾が残っているので安心して始められるのも〇。
失敗したら他の副業を試すなり転職などの方法を模索すればいいんです。
②新しくスキルを学ぶ必要がない(例外あり)
ココナラでスキルを売ったりクラウドワークスで仕事を請け負うなど、基本自分のできることや得意なことをするため新たに知識を得る必要がないものもあるのが魅力。
僕の知り合いで休日はティッシュ配りのバイトをしている人がいますが、これも知識なしでできるので体力が余っていればオススメです。
ここまで副業のメリットをあげてきましたが、もちろんデメリットもあります。
まずあげられるのが対人関係への影響。
会社から帰ってからの数時間や休日を費やすことになるので必然的に遊んでられなくなります。
時には飲み会や残業を断ってまで作業することもあるでしょう。
そうなると「あいつ付き合い悪いな」と思われるかもしれません。(むしろムダ遣いや意味のない残業がなくてラッキー?)
他にも本業以外に年間20万円の利益が出れば確定申告する必要があったり会社によっては副業できなかったりするので注意が必要ですが、それでも収入の柱が1本から2本になるのは魅力的。
特に会社員が安泰と言われなくなった現代においては。
まとめ
給料が安い!と思ったときの対処法は
①転職、②起業、独立、③とにかく節約!、④仕事を頑張る!、⑤副業の5つ。
個人的にはローリスクで新しく知識を身につける必要のない(もちろん例外あり)副業がおすすめ。
では最後に、副業をする際の注意点をあげておきます。
それが「期待値を上げすぎないこと」。
「月100万稼ぎました」みたいなことを聞いて「俺も100万目指すぞ!」と思うと稼げない期間に「思った通りに稼げない」と思ってすぐにやめてしまいます。
また期待値が高いと大きな勝負をしがちになり、結果大損こいて撤退、なんてことにもなりかねません。
ネットビジネスだと半年くらいかけてやっと収益が出るというのがザラなので「当たれば儲けもの」くらいの気持ちで気長にやることをオススメします。
始めるときはよりローリスクで手っ取り早く始められるものを選び、それから何か新しく副業にチャレンジしていきましょう。
ほんとに、その通りで、初めはすぐに稼げるのかと思いましたが、なかなか成果が出せず辞めようかとも思いましたが、気長に続けることにしました。
コメントありがとうございます。
ある程度続けないとわからないこともありますからね。
初めまして、コメント失礼します。
ラテマネー聞いたことありませんでした!自分にとってコーヒーは楽しみの一つなので、そこは削りたくないですね(笑)
本当にネットビジネス、もっとすぐに結果が出るかと思いましたが、なかなか厳しいですよね。でも諦めずにコツコツ継続したいと思ってます^^
コメントありがとうございます。
結果が出ないときってつらいですよね。
僕も挫折した口なのでよくわかります。
節約にせよ副業にせよ、無理せず自分のペースでやるのが大事です。
頑張ってください。