せどりがオワコンでもう稼げない!と言われる7つの理由とは?

コウジ

こんにちは、副業しくじり先生のコウジです。

せどりはもう稼げないしオワコン!

そんな声がネットでよく聞かれるようになりました。

僕は稼げる人とそうでない人の二極化が進んだだけで決してオワコンではないと思っていますが、なぜそう言われてしまうのか。

理由を解説するとともにこれからせどりを始めたい人はどうすればいいかについてまとめました。

せどりはもう稼げないと言われる理由

せどりが稼げなくなったと言われるのは以下の4つの理由が考えられます。


①稼げないノウハウが出回っている

せどりが稼げないと言われる理由の第一は稼げない情報ばかりがネットに流れているからです。

彼らの言うことはだいたい「値札を見ましょう」「ワゴンを見ましょう」といったもの。

・ドンキホーテの驚安ポップを見ましょう
・イオンの赤値札やトイザらスの末尾0、6、8など値引きされたことを示す値札を見ていけば利益商品が見つかります
・ワゴンには値下げされた商品が多数あります

こんな感じですがこれが落とし穴。

値引きに関しては全国一律で行われていることが多いため当然ライバルが増えます。

なのでリサーチした時には利益が取れるように見えてもいざ販売すると…、となりやすい。

また値引きがされるということは基本的にあまり売れ行きが良くない商品なので仕入れてもうまみがないです。

ワゴンも同様で僕がワゴンを総当たりした時も極端に売れ行きが悪いor売れても微益にしかならないものばかりでした。


②価格差がなくなってきている

近頃は各店舗がAmazon価格を意識しているのか価格差のある商品が少なくなっています。

それぞれの店舗がネットショップを持つようになったのも影響しているのでしょう。

なので仕入れ動画にある価格差だけを見続ける手法では正直太刀打ちできなくなっており、稼げないと言われる要因となっています。


③ツールの有料化

以前はモノレートという無料のサイトでAmazon価格や売れ筋ランキングの推移を見ることができたんですが2020年6月をもって閉鎖となりました。

なので今はAmazonせどりに必要な情報を満足に手に入れるには有料のツールを使わざるをえなくなっています。

無料で使えるサイトもありますがそれだと不十分なので結局有料会員にならないといけません。

相場はだいたい月額2000円くらいですが稼げないうちは重い。



せどりオワコン説の根拠とは?

せどりがオワコンだと言っている人は何を根拠にそう思ったのでしょうか。

以下の4つがあげられます。


①Amazonの新規参入が難しい

近年Amazonの販売アカウントを取得するのが難しくなっているという話を聞きます。

審査やら書類提出が増えているそうです。

稼げない以前に始められないのであればどうしようもないですからね。


②出品へのハードル上がりまくり

これはAmazonせどりに限った話です。

Amazonでは出品規制といって新規出品者では出品できない商品が多数存在します。

代表的なのはCDや一部メーカーのおもちゃ。

規制を解くには購入先の領収書が必要となりますが申請が通らない場合もあるので面倒。

そしてAmazonには新規出品者に対する落とし穴があります。

それが真贋調査といわれるもの。

要は「あなたが出品したAは本当にAで間違いないか?」というチェックのこと。

新規アカウントや新品出品者が特に狙われやすく下手すればアカウント停止になります。

これらの制約で出品のハードルが上がっているためせどりは終わったと言われているのです。


③せどらーに厳しい世の中

Nintendo SwitchにマスクにPS5と転売クズ野郎どもがやらかしまくったからなのか、世間の転売行為に関する目は厳しい。

転売禁止を宣言する企業が出たりビーム(バーコードリーダーの一種)禁止、せどり禁止店舗や購入の個数制限など様々な対策を立てています。

逮捕事例や各プラットフォームの規制強化、2023年10月からのインボイス制度導入と締め付けが強くなる有様。

こんな逆風吹きすさぶ中では転売自体が終わったと思われるのは仕方のないことです。


④せどり情報発信者が増えすぎ

YouTubeでせどりの情報発信をする人が最近になって増えてるなあと感じます。

これだけ増えるともう飽和してしまったのではないか?と思うのも当然でしょう。

しかも発信内容は同じような稼げないノウハウときている。



本当にせどりはオワコンなのか?

せどりがもう稼げないとかオワコンと言われている理由について述べてきました。

これに対する僕の意見は「従来のせどり手法で稼げなくなっただけでまだオワコンではない」です。

従来のせどりというのはつまるところ「価格差だけを見ている」せどり手法のこと。

このやり方では今Amazonと店舗の価格がどれくらい開いているか?だけを見る作業になってしまい、再現性が極めて低くなります。

毎回同じ商品が値下げされているとは限りませんから。

今価格差がある商品は少なくなっているためなかなか見つからず、仕入れ基準を下げて売れ行きが悪いものや薄利のものを仕入れることもあるでしょう。

僕もそうでした。

それに対して稼げている人は長期スパンでの価格の推移やネットショップの在庫数などネット全体を俯瞰したリサーチをするため安定した仕入れができている印象。

なのでせどりで稼げないと言っている人は価格差が~しか言えない情報発信者から離れ、信頼できる発信者を見つけられれば稼げる可能性は高いと僕は思います。

ネットビジネスはノウハウの移り変わりが結構激しいので常に新鮮な情報を仕入れなければならないと肝に銘じましょう。


まとめ

せどりがもう稼げないと言われているのは結局「情報が古い」から。

また初心者ほど古い情報を信じて間違った方向に進みがちなので本当に信頼できる発信者を探しましょう。

値札が~とか価格差が~と言わない人ですね。

規制などの影響から特にAmazonは新規参入が厳しくなっており、稼げている人とそうでない人の二極化が前より鮮明になってきています。

そんな中でもせどりで稼ぎたい人はメリットデメリットをしっかり見極めた上ではじめてほしいと切に願います。

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コウジ
コウジ
ブラック企業を退職後、就職情報を収集している際にネットビジネスに出会い最初に取り組んだトレンドアフィリエイトで14万稼ぐ。その後迷走し情報 商材やコンサルに合わせて200万浪費。現在は失敗した経験をもとに「副業しくじり先生」を名乗り、同じ失敗や遠回りをしないようブログを中心に情報発信を行う。