ネットビジネスでは稼ぎ方を教えますといってコンサルを募集している人が多数います。
でも一口に「稼ぎ方を教える」といっても、どんなことをしているのかというのは外からではわかりづらいですよね。
僕はコンサルに何度か入ったことがあるので、何をしているのか?や料金はどのくらいか?といった疑問に答えていきます。
入ろうか迷われているのであれば損をしないためにも読んでみてください。
ネットビジネスのコンサルの費用など
ネットビジネスのコンサルには、個別コンサル方式とコミュニティ方式があります。
個別コンサル方式はマンツーマンで行われるのに対しコミュニティ方式は多くの人を相手にするもので、講師が複数いる場合も。
前者はその人の状況をヒアリングしたうえで進み方を決めていきますが、後者では全員が一斉に同じカリキュラムで行われます。
家庭教師と学習塾のようなものです。
コミュニティ方式でも先着〇名までと区切っているところもあれば無制限に受け入れるところもあります。
無制限だと一人一人の濃度が薄まりがちなので、常に募集している人は避けた方がいいでしょう。
個人の習熟度に合わせてくれるので普通に考えれば個別の方がいいのですが、そういう人は年中募集をかけているわけではありません。
なのでネットにあふれるコンサルはほとんどがコミュニティ方式です。
相場は個別コンサル方式が30~70万円、コミュニティ方式は30~50万円が一般的。
見た感じ298000円が多いかな。
あくまで講師が決めた言い値ですし、値段が高いほど質のいいサポートを受けられるというわけではないので、気になるコンサルがあったら事前にネットで調べてみましょう。
ちなみに今まで見た中で最も高かったのは188万円でした。
そんな大金をポンと出せるような人はわざわざコンサルを受けないだろうに…。
サポート期間はばらつきはありますが両者ともにだいたい3ヶ月~1年間。
期限内に成果が出なかった場合にサポート期間を延長してくれるところや、稼いだ額に関係なく有料で延長しているところもあります。
これでコンサルの概要はおわかりいただけたでしょうか。
次は実際の内容を見ていきましょう。
コンサルの内容とは?
ネットビジネスのコンサルの内容はおおまかにわけてこの3つ。(コミュニティ型の場合)
①ノウハウの提供、②コミュニティの提供、③独自コンテンツの提供。
いきなり言われてもピンとこないと思いますので、順に説明していきます。
①ノウハウの提供
コンサルに入ればほぼ間違いなく会員専用サイトに案内されます。
会員サイトにはノウハウがブログ形式で掲載されていて、ここに書かれたことを実践していくことになり、わからないところは質問してください、というスタンスです。
順に理解してもらうためにあえて最初からすべて公開せず、何日かおきにコンテンツを追加するところもありますが基本は同じ。
まず何をしたらいいかわからなければ質問しましょう。
②コミュニティの提供
チャットワークやLINEなど媒体は異なりますが、講師とコンサル生、またコンサル生同士が交流するコミュニティが与えられます。
やりとりする内容は
・活動報告
・モチベーションを高めあう投稿
・全体周知
・講師に個別に質問
・会員サイトに書かれていないノウハウ
基本的には、コンサル生同士のモチベーションの維持や、みんなの前で目標や行動を宣言することで達成への意欲を高めるために使われます。
他にもAmazonの規約が変わってこういう商品は出品できなくなった、やGoogleが上位表示するサイトの傾向がわかった、など会員サイトに書かれていないノウハウの補足を行うことも。
オフラインでの懇親会も開催されていて、直接会ってモチベーションを高めあったり講師に質問することも可能。
ネットビジネスは孤独になってやる気をなくしがちなので、一度出席してみるといいですよ。
マンツーマン型だと講師との1対1のやりとりになります。
③独自コンテンツの提供
独自コンテンツとはそのコンサルでしか受けられないサポートのことです。
今まで経験したものだと
・Amazonでの売れ行きや価格、カテゴリ内での売れ筋ランキングを調べられるツール
・店舗での仕入れに講師が同行してくれるサービス
・スカイプでの対面コンサル
・ブログの設計図やその添削
・YouTubeで個別に商品ページや価格設定のアドバイス
こんなものがありました。
講師の実力が如実に反映されるのがこの独自コンテンツであり、本当にピンキリです。
例えば、仕入れに同行してくれるとあれば対面で商品選定のコツなどを聞ける上に売れる商品を仕入れてもらえてラッキー!と思いがち。
でも実際はYouTubeや会員サイトに書いてある程度のことしか言わなかったり、2ヶ月も売れない商品を仕入れさせられたこともありました。
一方、今受けているブログのコンサルでは100記事案というブログの設計図的なものを書くことを義務付けられています。
一見面倒かもしれませんが、この記事はどんなキーワードで上位表示を狙っている、などの戦略を実際に書く前にすべて決めるのでネタ切れ(≒挫折)の心配がなくなります。
加えて設計図の添削をZOOMで行ってくれるなど万全の体制でブログ作成を始められる工夫が随所になされていて、大変満足いく内容です。
※だからあなたも僕と同じコンサルに入ってください、というわけではないのであしからず。
ネットビジネスのコンサルって結局誰でも名乗れるので、不適格な人が金稼ぎのために適当なコンサルをしていることも多く、詐欺コンサルも存在しています。
ショボい奴に当たらないよう、レビューブログやその講師のSNSなども見て判断しましょう。
参考までに実際に僕が受けたダメコンサルについて下の記事にまとめましたので、入ろうか迷っている方は判断材料のひとつにしてください。
まとめ
ネットビジネスのコンサルには、マンツーマンで行う個別コンサル方式と大人数が参加するコミュニティ方式があります。
両者の違いを表にまとめましたのでご覧ください。
個別コンサル方式 | コミュニティ方式 | |
人数 | 1vs1 | 1(複数の場合も)vs複数 |
進行 | その人に合わせて | 全員一斉 |
金額 | 30万~70万 | 30万~50万 |
期間 | 3ヶ月~1年 | 3ヶ月~1年 |
コンサルの内容は①ノウハウの提供、②コミュニティの提供、③独自コンテンツの提供で、講師の実力に左右される③の独自コンテンツの質でそのコンサルの良しあしが決まります。
僕個人の意見としては、詐欺コンサルでない限りコンサルは入ったほうがいいと思います。
稼ぎ方を知っている人に教えてもらえば成功までの道筋がはっきり見えて近道になるからです。
そのためにはコンサルガチャであたりを引き当てる必要がありますが、コンサル講師同様コンサルを受ける側にも不適格な人は存在します。
そういう人はいいコンサルにめぐり合っても稼げず、お金をドブに捨てたも同然の結果になるでしょう。
そうならないためには、コンサルを受けてはいけない人がどんな人かを知る必要があります。
稼げずにお金をムダにしたくないのであれば読むことをすすめます。
こんにちは、副業しくじり先生のコウジです。