ドンキホーテでのせどりをすすめる情報発信者は多いですが、初心者には難しいでしょう。
僕もドンキせどりにチャレンジしたことがあるのでなおさらそう思います。
これからせどりを始めたい方がいきなりドンキせどりに手を出して失敗することがないように、ドンキせどりが初心者向けでないことを解説していきます。
これからせどりをやろうという方にとって参考になれば幸いです。
目次
ドンキせどりで初心者が稼げない理由とは?
ドンキせどりの情報を発信発信者はいとも簡単に仕入れているように見えますよね。
山盛りの買い物かごやレジ袋を見せつけたりして。
確かにドンキは攻略さえできれば最強、と言う人もいるくらいですがあくまで攻略できれば。
でもちまたに出回っている情報をもとに仕入れたところで難しいですよ。
なぜ難しいか、理由は5つ。
①稼げないノウハウが出回っているから
せどり情報発信者が言うドンキせどり攻略法は
・驚安ポップを見ましょう
・ワゴンを見ましょう
・値引き率が高い(7割引きくらいが目安)商品を見ましょう
こんなところ。
でもあれだけ商品数の多いドンキ(常時6万~10万点)でやろうとすると重労働ですし、このような情報は初心者の食いつきがいいように単純化されたものなのでアテになりません。
バカ正直に実行していると疲れるだけで結局稼げずじまいになります。
ちなみにドンキで驚安を全頭(全商品片っ端からリサーチ)して検証した動画がありましたが、利益商品は1割にも満たないという結果に。
webチラシとかレジ落ち(ドンキのキャッシュレスサービスであるmajicaアプリと店の表示価格に差があるもの)、ガラスケース内の商品などを狙うといいと言われています。
なのにmajicaアプリのアップデートでレジ落ちが狙えなくなったのも逆風。
なんにせよドンキを何店舗も見て相場観を身につけないといけないため初心者にはなかなか難しいでしょう。
②ライバルが多すぎる
ドンキは店舗数も多いですし、商品数は常時6万~10万点もあります。(公式HPより)
そのため参入障壁は低いですが、同時に実践者数も多く競争は激しい。
同じような商品を同じような価格で売っているため利益を出しにくい。
そのため稼げずに辞める人も多いんだとか。
利益商品紹介は僕はまったくアテにしていませんが、特にドンキで仕入れたものは絶対に仕入れないようにしましょう。
③独自のJANコードを使っていてリサーチしにくい
JANコードとはバーコードに記載してある数字列です。
通常は4から始まりますが、ドンキは2から始まるため普通にリサーチしても該当商品が出ず、商品名を手打ちでリサーチする必要があるので面倒くさいです。
かなり面倒なのでほとんどの人はそれをせず、結果利益商品を見逃している上に利益の出ない驚安ポップに飛びついてしまいます。
④稼ぐのにひと手間いる
ヘルビ(Amazonのヘルス&ビューティカテゴリの商品)を仕入れやすいのがドンキの特徴ですが、一本では利益が出なくても〇本セットなら利益がでるなど工夫が必要なときがあります。
ただ、セット商品は通常商品とは違って発送方法に工夫が必要で面倒なのが難点。
その逆で場合によってはセット売りをバラにすることも必要。
他にもmajicaアプリに登録してクーポンを受け取る、会員ランクを上げる(そのためには最低で年間20万円ドンキで買い物する必要がある)など様々な工夫がいります。
⑤廃盤商品の見極めが難しい
ドンキは廃盤商品の値下げ率が高く、ねらい目と言われています。
廃盤商品とはすでに生産されていないもので、需要>供給の状態になるため高く売れます。
ですがヤマダ電機のEマークみたいに廃盤商品がわかりやすくないのでこちらで見極めないといけません。
といっても初心者には見極めが難しいし、小難しい情報より「驚安ポップを見ましょう」とか「ワゴンを見ましょう」と単純にした方が食いつきがいいと情報発信者もわかっています。
なのでそういった情報は流さず結果稼げない情報で埋め尽くされます。
⑥リサーチしづらい雰囲気がただよっている
③のJANコードの問題以外にも、ドンキは一般客も多くリサーチしていると他の客のジャマになるためリサーチしづらい。
稼げないこととは関係ないですが民度の低い子連れが多く(うるさいしチョロチョロ動き回る)、長居したくない雰囲気が出ています。
以上のことからドンキせどりは慣れるまでが非常に大変で、決して簡単だと言えないことがわかっていただけたと思います。
特に稼げないノウハウはドンキせどり以外にもあふれていて、情報の選別には注意を払わねばなりません。
そんな稼げない嘘情報について下の記事にまとめています。
誰もが一度は見たことがあるでしょう。
まとめ
ドンキせどりで稼げない理由は
①稼げないノウハウが出回っているから
②ライバルが多すぎるから
③独自のJANコードを使っていてリサーチしにくい
④稼ぐのにひと手間いる
⑤廃盤商品の見極めが難しい
⑥リサーチしづらい雰囲気がただよっている
の6点です。
せどり情報発信者は耳心地のいいことしか言わないので、実際にやってみると難しくて幻滅し結局やめてしまうはめになるので気をつけましょう。
今回はドンキせどりについてまとめましたが、改めてネットにはほら吹きが多いな、と思います。
稼げないノウハウを大っぴらに流したり買い物袋を山ほど抱えている大げさな動画を流したり。
いとも簡単に商品を見つけているようでも動画は編集が可能なので信じるに値しません。
店舗を事前にリサーチしてから訪問しているみたいですし。
なぜこんなこったことをするのか。
すべては情報弱者(情弱)を騙し、せどりへの夢を見させて自身のコンサルに誘導するため。
僕自身勉強不足からこういった詐欺まがい連中の言うことを信じてコンサルに入り結果104万浪費という大損をしました。
なのでこの記事をご覧になっているあなたには嘘つき連中に騙されないでほしい。
そんな思いで記事を書いています。
ちなみにネットスラングでは
情報をうのみにしてしまう人を情報弱者(情弱)、カモにされてまんまとお金を払ってしまう人を養分といいます。
できればお金をむしり取られる側にはなりたくないものですが、そうならないために情弱や養分になりやすい人の特徴を知っておきましょう。
下の記事で両者について解説していますので、興味があればご覧ください。
こんにちは、副業しくじり先生のコウジです。